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刺繍について

中国には、四大刺繍と呼ばれるものがあります。

湖南の湘繍 四川の蜀繍
広州の粤繍 蘇州の蘇繍

蘇州の刺繍は「両面刺繍」と呼ばれる、表裏両側から見ることのできる刺繍が有名です。
刺繍には絹糸をほぐして繊維状にしたものを使用しており、その滑らかで細かい技法は他の刺繍の追随を許さないと言われます。

<蘇州ってどんな場所?>

刺繍

 蘇州は上海からバスで数時間の距離で、上海から電車や車で気軽に行ける距離にあります。
「水の都」とも呼ばれるように、街中の随所で水路や小さな橋などを見かけることができ、
とても優雅で風流なひと時を過ごす事ができます。
 蘇州という場所は、肥沃な土地と温和な気候という特徴もあり、古くから養蚕やシルクの生産が盛んでした。
上質で多様な絹糸が手に入るという、刺繍の発展にとても有利な背景があったことも蘇州刺繍が有名になっていった一因です。

<蘇州刺繍の歴史>

刺繍

二千年以上前の春秋戦国時代には既に刺繍の原型が出来ていたとされています。
宋の時代(10~13世紀)の文献には、
「髪の毛の様に細い針を使って、とても細密に施されている
  配色設計も絶妙で、その作品には目を見張るものがある」という賞賛の記録も残されています。
清の時代(17~20世紀)には蘇州刺繍は最盛期を迎え、一級の技術者が腕を競い合い、皇帝、皇室用の最高級品とされる刺繍も数多く作成されました。

<現在の蘇州刺繍>

刺繍

 現在でも蘇州刺繍の技術は国際的にも非常に高く、刺繍作品が中国国内外にて沢山の賞を獲得しています。
手のひらサイズの小さな作品から、屏風や衝立のような大型作品まで、様々な作品が職人の手によって日々作られています。
...大型作品は、一般的には2,3人の共同作業で作っていくのですが、完成に2年、3年(!)と費やすものもあります。

絹(シルク)の糸を使い、表からも裏からも見れるという「両面刺繍」が有名です。
細部は、絹糸をほぐして繊維にした物を使って刺繍を施します。
「猫の艶やかな毛並み」「金魚の透き通るようなひれ」などは、職人の腕の見せ所でもあります。
 絹の繊維に光があたり、とても上品な光沢と緻密な手作業に感嘆のため息が...

当店で扱っている刺繍は、テーブルに飾って楽しむような小型のものや、壁に額縁として飾る中型のものがメインです。
 「会社やお店で使うような大型の作品が欲しい」
 「手元にある写真、イラストを刺繍作品にして欲しい」
などのご要望にもお答えしていますので、ご希望があればお気軽にお問い合わせください。

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